SE215の特徴から見えてくるロングセラーの理由

ShureのSE215は、 2011年の春に鮮烈デビューしました。
SE215はデビュー当時は1万円を大きく下回る価格で、
「1万もしないカナル型でこんな高音質が!!!」
「MMCX端子が付いているからリケーブルもできる!」
とイヤホン業界でとても話題になりました。
ちなみに私のShureのSEシリーズのデビューもSE215です。
Contents
ShureSE215の特徴
- ダイナミック型MicroDriver搭載!
- MMCX端子でリケーブルができる
- 低音寄りの音作りがされたまとまったサウンド
ダイナミック型MicroDriverが1基搭載されたSE215
ドライバーとは、簡単に説明するとスピーカーに例えられます。
SE215の場合は耳元にスピーカーが1つ付いているようなものです。
SE215以上のSE315からのモデルはすべてBA型イヤホンになるので、
力強い低音サウンドを楽しみたい人はコスパ的にSE215がおすすめ!
リケーブルすれば好みのサウンドが作れる
Shureのケーブルは付属のものでも品質が高いですが、
SE215から上位のイヤホンはリケーブルができます。
ケーブルを変える目的は見た目や装着感だけではなく、
絶縁体の素材や純度で音質が変わってきます。
万一、断線してしまったとしても交換できるのも大きなメリットです。
1万円クラスでは考えられない深い低音寄りの力強いサウンド
さすがShureと思えるチューニングは見事で、
低音は深さ、中音は抜けの良さ、高音はキレの良さがSE215の特徴です。
バランスの良さではSE215のスペシャルエディションより優っていて、
とても聞きやすく、上手くまとめられたサウンドです。
SE215のここに注意!
1万円クラスのイヤホンとしてはとても完成度は高いですが、
ダイナミック型の欠点である解像度では若干上位モデルから比べると劣ります。
(※それでも同価格帯では極めて高い音質を持つイヤホンです。)
音のクリアさ、臨場感、鮮やかな音を求めている人は、
SE215Speを選んだ方が良いと思います。